「オシャレさん」への苦手意識、ありますか?
ショップ店員が自分とは違う世界の住人のように感じたりしませんか?
あの「オシャレさん」特有のオーラは一体何なんでしょうね。そこにいるだけで、見ているこちらに劣等感を抱かせる人種。筆者はアパレル業界出身で、ファッションに苦手意識はありませんが、それでも気圧されてしまう「オシャレさん」っているんですよね。
しかし、誰でも最初からオシャレだったわけではありません。どんなオシャレメンズも母ちゃんが買ってきた服を着ていた時期があったはずです。違いは、いつオカン服を卒業したか。オシャレに目覚めた年齢が早ければ早いほど、オシャレの経験値を積むことができるのは当然です。
そうです、オシャレは知識と経験で作り出すことができるのです。もちろん、生まれ持ったセンスや才能もありますから、プロのレベルにいけば敵わない人はたくさんいます。
でも、どんなにダサくても、センスがないと思っていても、一定レベルのオシャレは実現可能。
では、そこに行くまでの過程はどのようなものなのでしょうか。おしゃれレベルを5段階に分けて考えてみましょう。
ファッションのおしゃれレベル
レベル1:救いようのないダサさ
- ダサい
- もっさり
- ファッションに興味なし
- 「外見より中身が大事でしょ?」
- 服にお金使うなら、他のことに使いたい
- 「オシャレしてる奴はチャラい」
レベル2:どこかぎこちない
- ややダサ
- ダサいと思われないように一応気を使ってはいる
- オシャレするのが恥ずかしい
- オシャレなものとそうでないものの違いがまったくわからない
- 雑誌を見てもオシャレと思えない
- できれば好感を持てる服装をしたい
- モテを意識するあまり、頑張りすぎて痛々しい格好になっちゃった
レベル3:可もなく不可もなく
- 無難
- まあまあ
- 量産型
- ナチュラル・シンプルを狙ったオシャレではなく、ただただ普通
- それに対して「え?普通にオシャレじゃない?」という声も
レベル4:好感を持てるスタイル
- ややモテ
- 特に主張するわけではないけれど、好感が持てる
- さりげないオシャレ感がある
- 自分でコーディネートを組める
- ファッションを楽しめる
レベル5:皆が認めるオシャレさん
- モテ
- 自分に似合うスタイルがわかっている
- 流行を追いかけるだけでなく、オリジナルな着こなしができる
- 普通のシンプル服を着てもカッコよく決まる
頂点(?):ファッショニスタ・オタクの域
- 一般庶民には理解不能なレベル
以上。
あなたのレベルはどのあたりですか?
このサイトでは、レベル3~4のファッションを目指しています。
ファッションに興味がない人でも、レベル3なら余裕でたどり着けます。自分のファッションがベストではない自覚と、人の意見を聞く姿勢があれば、うまくいきます。
好感の持てるスタイルも難しくありません。レベル5以上のオシャレさんになるためには、ファッション好きであることも必要になってきますが、心配はいりません。ある程度自分に合うアイテムを選べるようになれば、おのずとオシャレを楽しめるからです。
つまり、どんな人も「オシャレさん」になれる!
最後に一つ付け加えるなら、やはりある程度投資をすることも必要です。ブランド服や高いものを買えばオシャレになれるとは限りませんが、身なりを整えるためのお金をケチっていては、ファッション改造はハードモードです。
お金をかけずに古着でもオシャレに着こなす人は、モデルかセンスのお化けです。凡人は、自分のおしゃれレベルに見合った投資をちゃんとして、それなりに知識を得ましょう。
※「オシャレではない」をわかりやすく表現するために「ダサい」という言葉を多用してしまいましたが、「ダサいからダメ」と全否定したいわけではないことをご理解いただけると幸いです。